こんにちは、いえまるです!
離れて暮らす親が一人暮らしだと、地震や台風のニュースを見るたびに、ふと心配になります。
帰省したときに実家を見回しても、防災らしいものが何も見当たらない、というご家庭は少なくないと思います。

うちの親、たぶん何も用意してないと思う……。
でも、防災グッズって種類が多すぎて、何を持たせればいいのか、僕もよく分からなくて……。

ネットで「防災グッズ リスト」と調べると、何十種類も出てきて、正直全部は用意しきれません。
だからこそ、高齢の親には「最低限これだけ」と割り切るのが大事です!
この記事では、一人暮らしの高齢の親に絞って、最低限そろえたい防災グッズを「持ち出し袋」と「在宅備蓄」に分けて解説します!
子どもが代わりに用意して送ったり、帰省のときに置いてきたりする前提で整理するので、親に丸投げせずに備えを進められます。
結論:最低限は「持ち出し袋」と「3 日分の在宅備蓄」に絞る
防災グッズは大きく 2 つに分けて考えると、ぐっとシンプルになります。
まずはこの 2 つだけ押さえれば、高齢の親の備えとしては十分に形になります。

そして、高齢の親でいちばん大事なのが、薬や眼鏡のような「その人専用で、ほかの人が代わりに用意できないもの」です。
ここを最優先にするのが、若い人の防災との大きな違いです!
一人暮らしの高齢の親は一般的なリストでは足りない
なぜ高齢の親には「専用の最低限」が必要なのか、先に理由を整理します。

たしかに、親は毎日薬を飲んでるし、眼鏡がないと何も見えないって言ってた……。

一般的な防災リストは「健康な大人」が基準なので、高齢の親にはこの「本人専用品」が抜け落ちがちです。
市販の防災セットを買って終わりにせず、親専用のものを足してあげる必要があります。
すぐ持ち出す「一次持ち出し品」の最低限リスト
まずは、避難するときに 1 つの袋にまとめて持ち出す「一次持ち出し品」から見ていきます。
一次持ち出し品は、リュック 1 つで持って逃げられる軽さに収めるのがコツです。
本人専用で欠かせない薬と体を支える道具
最優先は、ほかの人が代わりに用意できない「本人専用品」です。

お薬手帳は、原本を持ち出せないときのためにコピーを袋に入れておくと安心です。
避難先で薬の種類を医師や薬剤師に正しく伝えられます!
親の薬の管理そのものが心配な場合は、こちらの記事も参考にしてください。
すぐ食べられる非常食と少量の水
避難してすぐ口にできる、やわらかく食べやすいものを少量だけ入れます。

高齢の親には、かたいクラッカーよりも、噛む力が弱くても食べられるものを選ぶのがコツです。
ゼリー飲料は水分とカロリーを一度に取れるので、特におすすめです!
携帯トイレと衛生用品
意外と見落とされがちなのが、トイレと衛生まわりです。

トイレって、避難所に行けば使えるのかな?

それが、断水したり人が殺到したりで、すぐには使えないことが多いです。
特に高齢の親はトイレを我慢すると体調を崩しやすいので、携帯トイレは最優先で入れておきたい一品です!
携帯トイレなら、防臭袋で知られる BOS の非常用トイレがよく選ばれています。水も電気もいらず 1 回ずつ凝固剤と防臭袋で密閉できるので、ニオイが残りにくく、においが気になる高齢の親にも使いやすいです。
連絡と灯りを確保する道具
最後に、暗闇と情報の不安をなくす道具です。

スマホは連絡にも情報集めにも使うので、モバイルバッテリーは命綱になります。
充電済みのものを袋に入れて、半年に一度は充電を確認してあげると安心です!
自宅でしのぐ「在宅備蓄」は 3 日分が最低ライン
避難所に行かず自宅でしのぐ「在宅避難」も、いまは基本の選択肢です。
特に一人暮らしの高齢の親は、住み慣れた家のほうが体への負担が小さいことも多いので、家にとどまれる備えをしておきます。
在宅備蓄は、最低 3 日分、できれば 1 週間分が目安です。
水は 1 人 1 日 3 リットルを 3 日分
いちばん大事なのが水です。
農林水産省によると、水は飲料と調理で1 人 1 日 3 リットルが目安とされ、3 日分で 9 リットル、1 週間分なら 21 リットルになります。

高齢の親はのどの渇きを感じにくく、脱水になりやすいので、水だけは多めに用意してあげてください。
2 リットルのペットボトルだけでなく、開け閉めしやすい 500 ml も混ぜておくと飲みやすいです!
食べやすい非常食を 3 日分
水と一緒に、3 日分の食料も用意します。

「ローリングストック」といって、普段から少し多めに買って、食べたら買い足す方法だと、賞味期限切れを防げます。
親が普段から食べ慣れたものを少し多めに置いておくだけでも、立派な備蓄です!
非常食は、お湯でも水でも作れるアルファ米が定番です。お湯の量を変えればやわらかいおかゆにもできるので、噛む力や飲み込む力が落ちてきた親にも合わせやすく、12 種類セットなら飽きずに続けられます。
携帯トイレを 15 回分
在宅避難でも、断水や停電でトイレが流せなくなることがあります。
トイレの回数は 1 日 5 回ほどが目安とされるので、3 日分なら 1 人 15 回分が最低ラインになります。

15 回分かあ……。意外とたくさん必要だね。

トイレは我慢できないので、水や食料と同じくらい大事です。
不安なら、1 週間分の 35 回分まで用意しておくと、より安心です!
停電と暑さ寒さへの最低限の備え
最後に、停電と気温への備えです。

停電への本格的な対策まで踏み込むと長くなるので、ここでは数日しのぐ最低限に絞っています。
カセットコンロと明かりがあれば、ひとまず数日はしのげます!
迷ったら防災セットやカタログギフトでまとめてそろえる
ここまで読んで「個別に集めるのは大変そう」と感じた方も多いと思います。
個別に集めるのが大変なら、まとめてそろう商品に頼るのが近道です。
防災セットは、リュックに一次持ち出し品がひととおり入っているので、これを買って親に送り、薬や眼鏡などの本人専用品だけ足してもらう、という進め方ができます。
なかでもアイリスオーヤマの防災リュックは、防災士監修の 1 人用 33 点セットで、お薬ケースやルーペも入っていて、高齢の親向けの中身がひととおりそろっています。

でも、親が自分で「これがいい」って選べるのかな……。

選ぶ自信がない親御さんには、防災用のカタログギフトという手もあります。
LIFEGIFT は、防災グッズの中から親自身が好きなものを選べるカタログギフトです。
「親に押し付ける」のではなく「親に選んでもらう」形にできるので、受け取る側も気持ちよく備えを始められます!

まとめ:完璧でなくていい、まず命と本人専用品から
最後に、ここまでの内容を整理します!
防災グッズは「一次持ち出し品」と「在宅備蓄」の 2 本立てで考えれば、最低限の形が作れます。
まず薬と本人専用品から用意する
高齢の親でいちばん大事なのは、ほかの人が代わりに用意できない本人専用品です。
ここが抜けると、市販の防災セットだけでは備えとして足りません。
水と食べやすい非常食を 3 日分そろえる
在宅備蓄は、水 9 リットル(3 日分)と、やわらかく食べやすい非常食を基本にします。
携帯トイレも 1 人 15 回分を忘れずに用意しておきます。
持ち出し袋は子が用意して送る
完璧を目指すと、いつまでも始められません。
まずは防災セットを 1 つ用意して親に送る、それだけでも大きな前進です。

全部を一度にそろえる必要はありません。
「今日はリュック、来月は水」くらいのペースでも十分です。
できることから一つずつ、親の安心を増やしていきましょう!
もっと知りたい人に向けて
災害で親と連絡が取れないときの備えを知りたい
備蓄と同じくらい大事なのが、いざというときの連絡手段です。
親と連絡が取れないときの安否確認の方法を解説しています。
帰省時に親の様子を確かめたい
防災の前に、親の暮らしや体の変化に気づくことも大切です。
帰省のときに見ておきたいチェックポイントをまとめています。
家の中の転倒も防ぎたい
災害時だけでなく、普段の生活での転倒も高齢の親には大きなリスクです。
段差や敷物からできる転倒対策を解説しています。



