こんにちは、いえまるです!
離れて暮らす親が散歩の途中で道がわからなくなって帰れなくなったら……と想像すると、不安になりますよね。

最近、母が近所の散歩から帰るのがすごく遅くて……。
道を間違えたみたいで、ちょっと心配なんだよね。

認知症と決まったわけではなくても、「道を間違えた」と聞いた段階で備えを始めておくのが大切です。
今のうちにできることを一緒に整理しましょう!
この記事では、無料で使える自治体の見守りキーホルダーと GPS 端末を組み合わせた迷子の備えを解説します!
結論:無料の見守りキーホルダーから始めて GPS 端末で補う
高齢の親が外出先で帰れなくなる不安への備えは、費用のかからないものから順に重ねられます。
認知症の診断がついていない段階でも、備えは始められます。
「道を間違えた」は備えを始めるサイン
「まだ認知症かどうかわからないし……」と感じるかもしれません。
ただ、道を間違えた・帰りが遅くなったという変化は、備えを始めるタイミングです。

たまたま道を間違えただけかもしれないし……大げさかな?

警察庁の統計によると、認知症やその疑いで行方不明になった方は 2024 年だけで約 1.8 万人にのぼります。
早めに備えておけば、万が一のときにすぐ居場所を確認できます。
散歩や買い物といった日常の外出でも、道がわからなくなれば帰れなくなります。
外出先の迷子に備える手段
自治体の見守りキーホルダーで身元をたどれるようにする
見守りキーホルダーは、保護されたときに家族へ連絡がつくよう多くの自治体が無料で配っている番号入りのキーホルダーです。
登録を受け付けているのは、親が暮らす市区町村の地域包括支援センターです。

名前や電話番号が書いてあると、落としたときが逆に心配かも……。

キーホルダーに印字されるのは登録番号だけです。
大田区の見守りキーホルダーでは、警察や消防からの照会に区が番号で答える仕組みなので、本体に個人情報は載りません。
杖やバッグ、財布など、いつも持ち歩くものに付けておくのがおすすめです!
登録するのは、緊急連絡先やかかりつけの医療機関です。
申し込むときに確かめておきたいのは次の 3 点!
受け取りは地域包括支援センターの窓口になります。
帰省に合わせて親と一緒に手続きすると、一度で済みますよ。

そもそも制度があるかどうかも自治体で分かれます。
制度が無いと言われたら、衣服の内側に名前と連絡先を書いたタグを縫いつける方法があります。
靴の中敷きに記入しておくのも、外出のたびに必ず履くので発見時に役立ちます。
QR コード付きの見守りシールで発見時に連絡をもらう
キーホルダーとは別に、QR コードを印刷した見守りシールを無料で配っている自治体もあります。
衣服やかばんに貼っておくと、発見した人がスマホで読み取るだけで家族にメールが届きます。

知らない人に、うちの連絡先まで見えちゃうのかな……。

読み取った人に見えるのは、家族があらかじめ登録した情報だけです。
松戸市の見守りシールのように、発見者とは伝言板でやり取りするので、電話番号を伝えずに引き渡しの相談ができます。
対象を「認知症などで行方不明になるおそれのある方」とする自治体が多いので、申し込めるかどうかは窓口で確かめてみてください。
シールはキーホルダーとは別の事業なので、申し込みも別に必要になります。
窓口は高齢者福祉の担当課や地域包括支援センターで、オンライン申請を受け付けている自治体もあります。
GPS 見守り端末で居場所を確認する
離れていてもスマホで親の居場所を確認できる GPS 見守り端末は、迷子対策の柱になります。
小型の端末をカバンやポーチに入れておくだけで、スマホアプリからリアルタイムに位置を確認できます。
GPS 端末を選ぶときに確認したいのは次の 3 点!
たとえば あんしんウォッチャーは、au が提供する月額制の GPS 端末です。
約 53g の小型ボディに最大 2 ヶ月持つバッテリーを搭載していて、ボタンを長押しするだけで家族のスマホに現在地を通知できます。

本人が持つのを嫌がったらどうしよう……。

小型の端末なら、普段使いのカバンやポーチに入れっぱなしにしておくのが手軽です。
「車の盗難防止に」と伝えて車に置く方法も、公式サイトで紹介されています。
GPS 端末は外出中の居場所を追う道具ですが、そもそも「最近の物忘れは認知症の始まりなのか」が気になることもあります。
自宅での認知機能の変化を把握したいなら、アイシルという選択肢があります。
アイシルは自宅に設置する見守りシステムで、生活リズムのセンサーデータから認知機能の変化を早期に把握できるのが特長です!

自治体の徘徊 SOS ネットワークに登録する
多くの自治体が無料で運営している徘徊 SOS ネットワークは、行方不明者の早期発見を地域全体で支える仕組みです。
登録しておくと、行方不明時に地域の協力者へ情報が共有され、早期発見につながります。

地域包括支援センターって、どうやって連絡すればいいのかな?

親が暮らす市区町村の役所に電話して「地域包括支援センターにつないでほしい」と伝えれば案内してもらえます。
GPS 端末の補助があるかどうかも、同じ窓口で聞けますよ!
まとめ:身元がわかる備えから始めて居場所の把握に進む
費用をかけずに始められること
地域包括支援センターへの電話は今日からでき、見守りキーホルダーもシールも多くの自治体では無料で登録できます。
キーホルダーは申し込んでから窓口で受け取る流れなので、次の帰省の予定に合わせて動くとスムーズです。
身につけておけば、GPS 端末の電池が切れたときや持たずに外出してしまったときの備えにもなりますよ!
GPS 端末で安心を一段上げる
身元がわかる備えだけでも第一歩としては十分ですが、GPS 端末を加えると、外出中の居場所をリアルタイムに把握できるようになります。
あんしんウォッチャーのような小型 GPS 端末なら、月額制で導入のハードルも低めです。
「道を間違えた」と聞いた今が、備えを始めるタイミングです!



