こんにちは、いえまるです!
以前は楽しそうに続けていた趣味を、親がいつの間にかやめていて驚いたことはありませんか?
「歳だから仕方ないのかな」と思いつつも、一日中テレビの前に座っている姿を見ると心配になります。

僕のお母さんも、以前は友だちと俳句の会に通っていたのに最近やめちゃったみたい。
「面倒になった」って言うんだけど、本当にそれだけなのかな……。

「歳のせい」と決めつける前に、フレイル(虚弱)の入り口に立っていないかを確かめることが大切です!
フレイルなら、早めに気づいて対応すれば改善できる可能性があります。
この記事では、親が趣味をやめて無気力になったとき、老化とフレイルをどう見分けるか、そして離れていてもできる対応を解説します!
結論:無気力を「歳のせい」にせず早めに気づけばフレイルは改善できる
趣味をやめた・何もしなくなったという変化は、単なる老化ではなくフレイル(虚弱)と呼ばれる元気な状態と要介護の中間にある状態のサインかもしれません。
フレイルには「可逆性」があるとされています。
早い段階で気づいて適切に対応すれば、改善できる可能性があります!

「歳のせい」と決めつけて放置すると、対応できるタイミングを逃してしまいます。
変化に気づいたら早めに相談することが大切です!
体・暮らし・つきあいの 3 つの視点で変化を確かめて、迷ったら地域包括支援センターに電話で相談してみてください。
趣味をやめた親が心配になる理由
老化なら興味は残るがフレイルなら意欲そのものが消える
自然な老化であれば、体力的にきつくなってペースダウンすることはあっても趣味への興味そのものは残っているのが普通ですが、フレイルやうつが進行すると楽しさ自体を感じなくなります。
「面倒」「別にいい」と、やりたい気持ちそのものが消えているなら、老化以外の可能性を考える必要があります。

「やりたいけどできない」と「やりたくなくなった」は全然違うんだね。

厚生労働省の基本チェックリストにも「これまで楽しんでやれていたことが楽しめなくなった」という質問項目があります。
この質問に当てはまるなら、フレイルやうつのサインかもしれません。
社会参加の途絶がフレイル・ドミノの引き金になる
フレイルには身体的フレイル・精神・心理的フレイル・社会的フレイルの 3 つの種類があり、健康長寿ネットではこれらが連鎖する現象を「フレイル・ドミノ」と紹介しています。
社会とのつながりを失うことがフレイルの入り口になりやすいとされており、趣味をやめたことがその引き金になる可能性があります。
- 趣味をやめる・外出しなくなる(社会的フレイル)
- 人と会う機会が減り孤立する
- 食事がおざなりになり低栄養に
- 筋力が落ちて動けなくなる(身体的フレイル)
- 気持ちも沈んで意欲がさらに低下(精神・心理的フレイル)

趣味をやめた時点で気づけば、このドミノを食い止められる可能性があります!
うつやアパシーが隠れていることもある
趣味をやめた背景に、老人性うつやアパシー(無気力症候群)が隠れている可能性もあり、両者は本人が苦しんでいるかどうかに違いがあります。
見分けるひとつの目安は「本人がつらさを感じているかどうか」です。

趣味をやめた状態が 2 週間以上続いているなら、かかりつけ医への相談を検討してください。
「老化かフレイルかうつか」の判断は専門家に任せるのが安心です。
認知機能の変化が気になる場合は、こちらの記事も参考になります。
離れていても確かめられる変化のサイン
帰省のときや電話で、次の 3 つの視点から変化を確かめてみてください。
体:痩せた・動きが遅くなった・疲れやすそう
帰省したときに以下の変化がないか確かめます。

半年で 2 kg 以上の意図しない体重減少は、フレイルのリスクが高まるサインです。
帰省のたびに「前より痩せたかな?」と意識して見るだけでも違います!
帰省時のチェックポイントについては、こちらの記事で詳しくまとめています。
暮らし:食事や身だしなみがおざなりになった
「冷蔵庫を開けてみる」のは帰省時にさりげなくできるチェック方法です。
食事の偏りが気になったら、こちらの記事で確かめ方を解説しています。

活動量が減ると水分をとる量も減りやすくなります。
夏場はとくに脱水にも注意が必要です!
つきあい:人と会わなくなった・外出が減った

「人と会わなくなった」は社会的フレイルの最もわかりやすいサインです。
電話で「最近、誰かと会った?」とさりげなく聞いてみるのもおすすめです。
親の孤立が気になったら、つながりの作り方をこちらの記事で紹介しています。
今日からできる対応
「なぜやめたの」ではなく「最近どんな感じ?」で声をかける
趣味をやめた親に「なぜ?」と理由を問い詰めると、責められているように感じて心を閉ざしてしまうことがあります。
「最近どんな感じ?」「何か変わったことある?」と近況を聞く形で声をかけるのがおすすめです。

「やらないの?」と責めるより、まず気持ちに寄り添うところから始めてみてください!
地域包括支援センターに電話で相談する
「親がフレイルかもしれない」と感じたら、地域包括支援センターに電話してみてください。
地域包括支援センターは無料で相談でき、要介護認定を受けていなくても利用できます。

要介護認定を受けていなくても相談できるんだね!

地域包括は「ちょっと心配」の段階から頼れる窓口です!
「親の住所 地域包括支援センター」で検索すれば、担当のセンターが見つかります。
活動量の変化を離れて確かめる
離れて暮らしていると親の日々の活動量の変化に気づくのは難しいですが、そんなときに役立つのがコンセントに挿すだけで使える見守りサービスです。
かんたん見守りプラグは、家電の電力使用パターンから生活リズムの変化を検知してくれます。


テレビの電源がずっと入りっぱなし、エアコンの使用時間が極端に変わったなど、生活パターンの変化が見えるようになります。
活動量が落ちていると感じたら、声かけや包括への相談につなげてみてください!
会話の機会を増やして孤立を防ぐ
社会的フレイルを防ぐには日常の中で会話の機会を増やすことも効果的で、コミュニケーションロボットを親の家に置くと毎日の話し相手になってくれます。
BOCCO emo は、家族からのメッセージを声で届けたり、簡単な会話ができるロボットです。

もう少し「話し相手」としての機能がほしい場合は、うちのあまえんぼ あみちゃんもおすすめです!
ぬいぐるみ型で親しみやすく、日常のおしゃべりを楽しめます。

カメラがないなら、お母さんも嫌がらないかも!

見守りプラグで「変化に気づく」、会話ロボットで「孤立を防ぐ」。
役割が違うので、組み合わせるとより安心です!
まとめ:趣味をやめた親の変化を見逃さない
フレイルは早めに気づけば改善できる
趣味をやめて無気力になった親の変化は「歳のせい」で片づけず、フレイルの入り口かどうかを見極めることが大切です。
フレイルは可逆的で、早めに気づいて対応すれば改善できる可能性があります。
体・暮らし・つきあいで変化を確かめる
帰省や電話のときに、3 つの視点で変化を確かめてみてください。
迷ったら地域包括支援センターへ
「老化なのかフレイルなのか、判断がつかない」と感じたら、迷わず地域包括支援センターに相談してください。
要介護認定前でも無料で相談できます。

「ちょっと心配だな」と感じたときが、動き出すタイミングです。
まずは親の住んでいる地域包括支援センターに電話してみてください!
もっと知りたい人に向けて
親の孤立を防ぐつながりの作り方を知りたい
親が一人で過ごす時間が増えて心配な方に、孤立を防ぐ方法をまとめています。
帰省時に確かめる異変チェックポイントを知りたい
帰省のときに何をチェックすればいいか迷ったら、こちらの記事が参考になります。
親の食事の偏りを確かめる方法を知りたい
食事の偏りや低栄養が心配な方に、確かめ方を解説しています。



