こんにちは、いえまるです!
帰省するたびに、親の体が小さくなったように感じて心配になったことはありませんか。

最近、母がなんだか痩せた気がして……。
歳だから仕方ないのかな、それとも何か病気なのかな?

加齢で自然に体重が減ることもありますが、放っておくと筋力や免疫力が落ちてしまうこともあります。
大事なのは「なぜ痩せているか」を知って、できることから対策を始めることです!
この記事では、高齢の親が痩せる原因の見分け方と、離れていても始められる対策を解説します!
結論:「原因を知る・危険を見分ける・食事を見直す」で離れていても対応できる
高齢の親の体重が減っていることに気づいたら、次の 3 つの軸で整理してみてください。
体重減少=即座に危険ではありませんが、放置すると筋力低下や感染症のリスクが高まります。
離れていても「確認する・届ける・医師に伝える」でできることがあります!
高齢者が痩せる主な原因
筋肉量の低下
加齢に伴い、筋肉の量は少しずつ減っていきます。
筋肉は体重の大きな割合を占めるため、筋肉が減ると体重も自然に落ちていきます!
この筋肉量の低下が進んだ状態は「サルコペニア」と呼ばれ、75 歳以上で急増します。
活動量が減るとさらに筋肉の減少が加速し、「動かない → 筋肉が減る → 疲れやすくなる → さらに動かなくなる」という悪循環に陥りやすくなります。
消化吸収機能の低下
年齢を重ねると、胃酸の分泌量が減り、腸の栄養吸収力も低下していきます。
食べていても体に必要な栄養が十分に取り込めなくなることがあります!
「ちゃんと食べている」のに体重が減っている場合は、消化吸収の問題が隠れている可能性があります。
食事の量や内容の偏り
一人暮らしや夫婦二人の世帯では、食事が簡素になりやすい傾向があります。
買い物や調理が負担になると、菓子パンやカップ麺など手軽なもので済ませがちです!
1 日 2 食になっていたり、おかずが極端に少なかったりすると、たんぱく質やエネルギーが不足します。
65 歳以上で BMI が 20 以下の「低栄養傾向」にある方は、男性で約 12%、女性で約 21% にのぼります。

母も「ちゃんと食べてるよ」って言うけど、帰ったら冷蔵庫がほとんど空だったことがあって……。

電話で「食べてる?」と聞いても実態はわかりにくいです。
帰省時に冷蔵庫の中身やゴミ箱の中を見てみるのが一番確実です!
病気や薬の副作用
がん・糖尿病・甲状腺疾患・認知症・うつなどの病気が体重減少の背景に隠れていることもあります。
また、服用中の薬の副作用で食欲が落ちているケースも少なくありません!
意図せず体重が減り続けている場合は、病気のサインである可能性を念頭に置いてください。
「危険な痩せ」の見分け方と受診の判断
6か月で体重の 5% 以上減ったら受診のサイン
6〜12 か月の間に体重の 5% 以上が意図せず減っている場合は、病気が隠れている可能性があり、受診が必要な目安です。
体重 50kg の方なら 2.5kg、60kg の方なら 3kg の減少が半年以内に起きていれば、この基準に該当します!
意図的なダイエットでないのに体重が減り続けている場合は、かかりつけ医に相談してください。
BMI が 18.5 未満(体重 kg ÷ 身長 m ÷ 身長 m)は「やせ」に該当し、栄養状態の悪化が懸念されます。
フレイルの兆候も一緒に確認する
体重減少に加えて、以下の兆候がないか帰省時に観察してみてください。
これらに 3 つ以上当てはまる場合は「フレイル」(加齢による心身の虚弱)の可能性があります。
フレイルは早めに気づいて対策すれば改善が見込める段階です!
気になる兆候があれば、早めにかかりつけ医へ相談してください。
かかりつけ医への伝え方
受診時に体重の変化を口頭だけで伝えるのは難しいものです。
体重推移のメモを紙やスマホに記録して、受診時に見せてもらうのが確実です!
メモに書いておくと役立つ項目はこちらです。

母は定期的に病院に行ってるけど、体重のことは自分からは言わないかも……。

高齢の方は体重減少を「歳のせい」と思って自分から話さないことが多いです。
帰省時にメモを用意して「次の受診で先生に見せてね」と渡しておくのがおすすめです!
離れていてもできる食事と生活の見直し
帰省時に体重と食事を確認する
帰省の機会を使って、親の体重と食事の状況を確認しましょう。
帰省のたびに体重を量ってメモに残しておくと、変化に早く気づけます。
帰省時にチェックするポイントの全体像は、こちらの記事でまとめています。
栄養バランスの良い食事を届ける
買い物や調理が負担になっている場合、栄養バランスの整った食事を届ける手段があります。
冷凍宅配弁当は、管理栄養士が栄養バランスを計算したおかずを冷凍で届けてくれるサービスです!
電子レンジで温めるだけなので、調理の負担がありません。
離れていても注文できるので、帰省できないときの栄養サポートとして心強い手段です!
食材を自分で選びたい場合は、生協の宅配も選択肢になります。
食事量が減ると、水分の摂取量も同時に減りやすくなります!
脱水が心配な場合は、経口補水液のゼリータイプを常備しておくと安心です。
宅配弁当については、こちらの記事も参考にしてみてください。
まとめ:原因の理解と早めの対策で体重減少に備える
原因を知れば過度な心配は減る
高齢者が痩せる原因は、筋肉量の低下・消化吸収機能の低下・食事の偏り・病気の 4 つに大きく分かれます。
「なぜ痩せているのか」がわかれば、やるべきことが見えてきます。
危険のサインを知っておけば判断に迷わない
半年で体重の 5% 以上の減少や、疲れやすさ・歩行速度の低下は受診が必要なサインです。
サインを知っていれば「歳のせい」で済ませず、早めに受診をすすめられます。
食事の見直しは離れていても始められる
冷凍宅配弁当や生協の食材宅配を使えば、離れていても親の栄養をサポートできます。
まずは帰省時に体重と冷蔵庫を確認するところから始めてみてください!


