こんにちは、いえまるです!
帰省したとき、親が何日も同じ服を着ていたり、洗濯物が部屋に溜まっていたりして驚いたことはありませんか。

最近、実家に帰るたびに洗濯物が溜まっていて……お父さんは「あとでやる」って言うんだけど、次に帰ってもそのままだったんだよね。

洗濯は「洗う → 干す → 取り込む → たたむ」と工程が多いので、体力や認知機能が落ちてくると真っ先につまずきやすい家事の一つです。
「なぜできなくなったか」を見極めて、原因に合った支援を選ぶのがポイントです!
この記事では、高齢の親が洗濯できなくなる原因と、離れていてもできる支援の選び方を解説します!
結論:洗濯の困りごとは「公的支援・家事代行・環境の工夫」で対策する
洗濯ができない状態が続くと、衣類の衛生面が悪化して皮膚トラブルを招いたり、外出をためらって閉じこもりがちになったりすることがあります。
洗濯の困りごとの原因は、大きく「体力」「認知機能」「視力」の 3 方向に分かれ、どの原因が主かによって合う支援が変わります。

原因は一つとは限らず、複数が重なっていることもあります。
頼れる支援を組み合わせて、親の負担を少しずつ減らしていくのが現実的な進め方です!
洗濯ができなくなる 3 つの原因
体力の低下で一連の動作がつらい
洗濯は全工程が立ち作業で、足腰に負担がかかります。
とくに「干す」「取り込む」は腕を上げ続ける動作なので、肩や膝に痛みがあると最初に止まりやすい工程です!
「洗濯機には入れたけど、干さないまま何日も放置している」という状態が続いていたら、体力低下のサインかもしれません。

重い洗濯物を屋外の物干し場まで運ぶ動作は転倒リスクにもつながるので、早めに対策を考えたいところです!
認知機能の低下で手順がわからなくなる
認知機能が低下すると、洗剤の量がわからなくなったり、洗濯機のボタン操作で迷ったりすることが増えます。
洗濯したこと自体を忘れて、濡れたまま洗濯槽に放置してしまうケースも珍しくありません!
同じ服を何日も着続ける、汚れた服をそのままタンスにしまうといった様子が見られたら、認知機能の変化のサインです。

認知機能の低下が気になったら、早めに地域包括支援センターやかかりつけ医に相談してみてください!
視力の低下で汚れや操作に気づけない
視力が落ちると、服のシミや汚れに気づきにくくなります。
洗濯機のボタン表示が読めない、洗剤の目盛りが見えないといった操作面でのつまずきも出てきます!
「汚れた服を着ている」こと自体に本人が気づいていない場合は、視力の問題が隠れているかもしれません。
洗濯を頼れる支援サービス

原因はわかってきたけど、離れて暮らしていると毎日洗濯してあげるわけにもいかないよね……。

離れていても頼れる支援はいくつかあります!
「訪問介護」「家事代行」「自治体の支援」の 3 つの頼り先を知っておけば、状況に合わせて使い分けられます。
介護保険の訪問介護で洗濯を頼む
要介護認定を受けていれば、訪問介護の「生活援助」として洗濯を依頼できます。
ヘルパーが自宅を訪問し、洗濯から干す・取り込み・たたみまで一通り対応してくれます。
介護保険の生活援助は自己負担が 1〜3 割で済むため、費用を抑えて定期的に利用しやすいのが強みです!

洗濯以外にも、掃除・調理・買い物の付き添いなどを組み合わせて頼むこともできます。
ただし、生活援助で洗えるのは利用者本人の洗濯物だけなので注意してください!
まだ要介護認定を受けていない場合は、親が住む地域の地域包括支援センターに連絡するのが第一歩です。
- 地域包括支援センターに電話で相談する
- 要介護認定の申請手続きを進める
- 認定調査を受けて要介護度が決まる
- 担当のケアマネジャーがケアプランを作成する
- ケアプランに沿って訪問介護が始まる
離れて暮らしている子からの電話相談も受け付けてもらえるので、まずは気軽に電話してみてください!
家事代行サービスに依頼する
介護認定がなくても利用できるのが、民間の家事代行サービスです。
洗濯だけでなく掃除や料理など他の家事もまとめて頼めるので、「全体的に家事が難しくなってきた」という段階に向いています!

多くのサービスは Web で日時を選んで申し込むだけで、スタッフが自宅を訪問してくれます。

洗濯以外にも住環境全体の清潔さが気になるなら、ハウスクリーニング専門のエシカルノーマルも選択肢に入ります。

初めて家事代行を使うなら、まずはスポット(単発)で 1 回試してみるのがおすすめです!
自治体の生活支援やシルバー人材センターに頼る
自治体によっては、介護保険とは別に高齢者向けの家事支援サービスを提供しています。
要介護認定がなくても利用できるものが多く、洗濯や掃除の手伝いを低い費用負担で頼めるのが特徴です!

シルバー人材センターでは、地域の高齢者が有償で家事を請け負う仕組みがあり、民間の家事代行よりも費用を抑えられるケースがあります。
「何から始めればいいかわからない」ときは、まず親の住む地域の地域包括支援センターに電話してみてください!
地域包括支援センターは高齢者の暮らし全般の相談窓口で、介護保険の申請から自治体独自の生活支援まで幅広く案内してくれます。
親の住所がわかれば、市区町村の公式サイトで管轄の連絡先を調べられます。
帰省時にできる洗濯環境の見直し

サービスを頼む以外に、帰省したときに何かできることはあるかな?

洗濯まわりの環境を少し整えるだけで、親が自分で洗濯を続けやすくなります!
帰省は短くても、環境の工夫はそのあとずっと効果が続きます。
洗濯機の操作を簡略化する
帰省したときに、洗濯機の操作をできるだけシンプルにしておくと、親が自分で洗濯を続けやすくなります。
ボタンが多い洗濯機ほど迷いやすいので、使わないボタンにテープを貼って隠してしまうのも効果的です。
ジェルボールは 1 回分が個包装になっているので、「どれくらい入れればいいか」で迷うことがなくなります。
貼り紙は、親と一緒に見ながら「文字が読めるか」「手順がわかるか」をその場で確認しておくのがおすすめです!
干す・取り込むの負担を減らす
「干す」工程が最も体力を使うことが多いため、この負担を減らす工夫が効果的です。
室内物干しを洗濯機のそばに設置すれば、重い洗濯物を持って移動する手間がなくなります。
高さを調節できるタイプなら、腕を上げずに干せるので肩への負担も軽くなります!
乾燥機能付き洗濯機を導入する場合は、ボタン 1 つで洗濯から乾燥まで完了するコースをあらかじめ設定しておくのがポイントです。
まとめ:帰省したら洗濯まわりを確認して支援につなげる
原因に応じた対策の組み合わせ
この記事で紹介した支援は、どれか一つに絞る必要はありません。
たとえば訪問介護で週 1 回の洗濯支援を受けつつ、帰省時に室内物干しを設置して普段の負担も減らす、といった組み合わせが現実的です。
まずは一番困っている工程(多くの場合は「干す」)から手をつけてみてください!
帰省時のチェックポイント
帰省したときに、次の点を確認してみてください。
小さな変化に早く気づけば、訪問介護や家事代行につなげるタイミングを逃しません!

支援やちょっとした環境の工夫で、親の暮らしはぐっとラクになります!
気になったら、まずは次の帰省で洗濯まわりをチェックするところから始めてみてください。
もっと知りたい人に向けて
家事代行のすすめ方を知りたい
「家事代行を使ってほしいけど、親に嫌がられそう」と感じたら、すすめ方にコツがあります。
ゴミ出しなど他の家事の支援も知りたい
洗濯以外にもゴミ出しや掃除が心配になってきたら、対策をまとめて確認しておくと安心です。
親の変化に気づくチェックポイントを知りたい
帰省時に「他にも見落としていることがないか」気になったら、チェックリストで確認するのがおすすめです。


