こんにちは、いえまるです!
離れて暮らす高齢の親のことで、「固定電話に詐欺や勧誘の電話がかかってこないか」と心配になることはないでしょうか。
一人暮らしの親だと、オレオレ詐欺や還付金詐欺、しつこい勧誘電話の入口になりやすく、固定電話を狙った被害は今も後を絶ちません。

この前、父さんと電話していたら「最近、知らない番号からよく電話がかかってくる」と言っていて……。
父は人がよくて話を最後まで聞いてしまうから、変な電話にだまされないか心配だな。

固定電話は、日中に家にいる高齢の方が受けることが多いので、詐欺や勧誘に狙われやすい場所です。
でも、離れて暮らしていても、子の側から備えられることはちゃんとあります!
この記事では、離れて暮らす親の固定電話にかかる迷惑電話を、子の立場で減らすためにできる対策を解説します!
結論:固定電話の迷惑電話は「電話機・無料サービス・家族の声かけ」で離れていても減らせる
そばにいられないと「自分には防げない」と感じてしまいますが、そんなことはありません。
離れていてもできる対策は、大きく次の3つです。

ポイントは、あやしい電話が鳴ったその瞬間に、親が一人で抱え込まないようにしておくことです。
どれも、子が遠くから手配や申し込みをして整えられるものばかりです!
高齢の親の固定電話が迷惑電話に狙われやすい理由
対策の前に、「どうして固定電話ばかり狙われるのか」を押さえておくと、親に伝えるときも具体的に話せます。
理由は大きく2つあります。
日中に家にいて電話に出てしまう
詐欺や勧誘の電話は、平日の日中にかかってくることが多いです。
仕事や学校で家族が出払う時間帯でも、退職した高齢の親は家にいることが多く、鳴った電話につい出てしまいます。
実際、警察も固定電話を狙った特殊詐欺への対策を呼びかけています。

たしかに、父は一日中家にいるから、電話が鳴ったら反射的に出ちゃうだろうな……。

そうですね、「出てしまう」こと自体が入口になります。
だからこそ、出る前の段階であやしい電話をふるい分ける仕組みが効いてきます。
番号が知られていて繰り返しかけられる
固定電話の番号は、電話帳や名簿に載っていたり、長年同じ番号を使っていたりして、相手に知られやすいという特徴があります。
しかも、一度電話に出て話を聞いてしまうと、「この家は反応がある」と見なされ、同じような電話が繰り返しかかってくることもあります。
一度の対応で終わらず、何度も狙われやすいのが固定電話の怖いところです。
離れていてもできる固定電話の迷惑電話対策
ここからが本題です。
子が遠くにいても手配できる対策を、3つに分けて見ていきます。
防犯機能付き電話機や録音機を用意する
一番効果がはっきりしているのは、防犯機能付きの電話機に変えることです。
この種の電話機は、着信すると相手につながる前に「この通話は迷惑電話防止のために録音されます」といった警告メッセージを自動で流します。
詐欺や悪質な勧誘をする相手は録音されることを嫌がるため、着信した時点であやしい電話をふるい落とせるのが防犯電話機の強みです。

録音されると先に言われたら、あやしい相手は身構えそうだね。

はい、「録音」と聞いた時点で切れる電話は本当に多いです。
たとえば防犯電話機の Panasonic VE-GD78DL は、着信前の録音警告に加えて、迷惑電話とみなした番号を最大300件まで着信拒否でき、通話も自動で録音してくれます。
子が選んで実家に送って設置してあげれば、機械が苦手な親でも、特別な操作なしに使い始められます。
新しい電話機を買うほどではない場合や、まず試したい場合は、自治体の自動通話録音機を使う手もあります。
お住まいの自治体によっては、高齢者世帯向けに通話録音機を無料で貸し出していて、例えば大阪市でも無償で貸与しています。

「自治体名 自動通話録音機 貸出」で検索すると、親の住む地域に制度があるか確認できます。
無料で借りられるなら、買い替えの前に試してみる価値は十分あります!
NTT の無料サービスで番号を見極める
電話機と合わせて使いたいのが、NTT の番号関連サービスです。
「ナンバー・ディスプレイ」は、かけてきた相手の番号を、電話に出る前に画面に表示するサービスです。
「ナンバー・リクエスト」は、番号を通知してこない非通知の電話に対して、「番号を通知しておかけ直しください」と自動音声で応答してくれるサービスです。

便利そうだけど、こういうサービスって、お金がかかりそうじゃない?

NTT 東日本・西日本ともに、70歳以上の契約者(または70歳以上の方と同居する契約者)は、この2つの月額利用料と工事費が無料になっています。
詳しい条件や申し込みは、NTT 東日本・NTT 西日本それぞれの特殊詐欺対策の案内で確認できます。
申し込みは親本人でなくても、契約者の同意があれば子が手伝って進められるので、帰省のタイミングで一緒に申し込んでおくと安心です。
電話に出る前のルールを家族で決める
機器やサービスで守りを固めたら、最後は親自身の電話の習慣です。
完璧に身構える必要はなく、シンプルなルールをいくつか決めておくだけで十分です。

特に「お金の話が出たら、一度切ってから私に電話して」と先に伝えておくのがおすすめです。
親が「自分で判断しなきゃ」と気負わずに済むので、あわてて振り込んでしまう失敗を防げます。
このルールは、帰省や電話のついでに、最近の詐欺の手口とセットで話しておくと伝わりやすいです。
迷惑電話が続くなら解約や携帯一本化も検討する
ここまでの対策をしても、どうしても迷惑電話が止まないこともあります。
その場合は、固定電話の使い方そのものを見直すのも一つの選択肢です。
常に留守番電話のままにして、必要な相手にだけ折り返す運用にすれば、直接出る機会をほぼなくせます。
思い切って固定電話を解約し、携帯電話に一本化する方法もあります。

解約しちゃえば、迷惑電話はゼロになるよね?

たしかに迷惑電話はなくなりますが、判断は慎重にしたいところです。
固定電話を病院や銀行、知人の連絡先に登録している場合は、解約の前に影響を確認しておく必要があります。
親が固定電話に安心感を持っているケースも多いので、解約は「最後の手段」と考え、親の気持ちも聞きながら決めるのがおすすめです。
まとめ:固定電話の迷惑電話は離れていても防げる
最後に、ここまでの内容を整理します!
機器で詐欺や勧誘の入口をふさぐ
防犯機能付きの電話機や自治体の通話録音機をそろえて、まず「出る前」に止める仕組みを用意するのが、一番効果のある一手です。
70歳以上の無料サービスを使い切る
NTT のナンバー・ディスプレイとナンバー・リクエストは、70歳以上の世帯なら無料です。
申し込みは子が手伝えるので、帰省のときに一緒に進めておきましょう。
家族の声かけで親を一人にしない
留守番電話や合言葉のルールを決め、「お金の電話は一度切って相談」と親に伝えておきましょう。
これだけで、親が一人で抱え込まずに済みます。

迷惑電話は不安なものですが、機器・サービス・家族の声かけを組み合わせれば、離れていても親を守れます。
まずは次の帰省や電話のときに、防犯電話機や無料サービスのことを話してみてください!
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